最終更新日: 2022/07/13
作成日: 2022/07/01

研究室紹介

藤本研究室について

藤本研究室は2022年7月に藤本純治埼玉大学 大学院理工学研究科 数理電子情報専攻 電気電子物理工学PG に助教として着任して誕生しました. 我々は,スピントロニクス理論の基礎研究を研究しています.

藤本の経歴を知りたい方は藤本純治の自己紹介 をご覧ください.

学生募集

当研究室では意欲的な学生を募集しています. 興味をお持ちの大学生・大学院生は,まずはお気軽に藤本( )までご連絡ください.

学生募集

基本方針

理論系の研究室なので,コアタイムを設けません. その代わり,週に1度のペースで雑談タイムを設置してコミュニケーションをとるようにします. 研究室のゼミ(輪講)やイベントは,参加者の都合がつくように行います.

ゼミ(輪講)

各タームで週に1度のペースで1〜2時間程度の間行う予定です. どのように行うか・どのような本を読むかは初回に参加者の意見を聞いて決めます.

イベント

随時企画します.

研究を円滑に進めるためのツール

主にNotionGitHubSlack を利用します. オンラインの議論ではZoomMiro を使用します.

研究紹介

ここでは研究室で行っている研究を紹介します. 読むひと 理系大学生 / 一般の方 に合わせた内容紹介があります. より専門的な内容にご興味のある方は,研究成果 の「最近の研究トピック」欄をご覧ください.

最近の研究トピック

理系大学生向けの研究紹介

当研究室ではスピントロニクスの基礎的な現象を理論的に研究しています. スピントロニクスとは,電子がもつ量子力学的な自由度であるスピン(spin)を積極的に利用した次世代のエレクトロニクス(electronics)のことで,spin + electronics = spintronicsという造語です.

最近のスピントロニクス現象としては,スピンHall効果やスピントルクなどがあります. スピンHall効果は,純スピン流を電気的に生成する手法として広く用いられていますが,いまだに未解明な部分も多く,現在でも盛んに研究されています. スピントルクは,磁気メモリデバイスの磁化を電気的に制御する磁気トルクの一種で,より効率的な磁化の制御方法を求めて広く研究されています.

研究手法としては,解析計算では,量子場の理論の方法やGreen関数法,Feynmanダイヤグラム,線形応答理論を主に使います. 数値計算では,自分でFortranやC++,pythonでコードを書く他に,有限要素法やマイクロマグネティックシミュレーションなどのソフトウェアを使用します.

一般の方向けの研究紹介

我々は,現代社会を支えているエレクトロニクスの“次”の科学技術を研究しています. エレクトロニクスはあらゆる電子機器(たとえばスマートフォンやパソコン,テレビなど)の基礎となる科学技術です. 電子を小さなボールと見なすと,ボールを移動させたり,一箇所にたくさんのボールを貯めたりすることで電子機器は動作しています. 我々が研究するスピントロニクスは,電子にはスピン(ボールの喩えで言うならば,ボールの回転)があることを利用して,もっと効率よく電子機器を動作させようとしています. スピントロニクスとは,スピン+エレクトロニクスの造語です.

スピントロニクスは工学応用を最終目標としていますが,我々は特にスピントロニクスの基礎研究を行っています. 言うなれば,スピンが関わる自然現象をよりよく理解することや,よりよく予測する理論を構築することに主眼があります. スピントロニクスが,エレクトロニクスよりも効率的な“次”の科学技術となるためには,まだ幾つものブレイクスルーが必要だと考えられています. 我々は,そのようなブレイクスルーの種を求めて研究しています.

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